ボッチャクラブ

「ボッチャ」は、障害者スポーツでパラリンピックの正式種目です。専課1期健康福祉科3班がグループ学習のテーマとして取り上げた事が縁で、専課2期の合同学習として「パラリンピック正式種目”ボッチャ”を体験」が計画されました。 授業は11月22日(水)10時30分に三吉 埼玉県ボッチャ協会副会長の講義から始まり、私たち元健康福祉科3班と川越学園卒業の有志約20名は11時~12時の体験会の運営をサポートしました。
体験した方たちは「障害者だけの競技だと思っていましたが、高齢の健常者も十分に楽しめます(楽しみました)」、「実際に体験するとハマってしまうほどで、周りの人たちも楽しかったと言っていました」などの声があり、 サポートしたメンバーから「皆さん、初めての体験なのに見事な投球で感心しました。ボッチャを身近で興味を持てるきっかけになったと思います」、「皆さん、笑顔で、いい投球には拍手で盛り上げ楽しんでいました」、「昨年のグループ学習の成果を再び感じることができ良かった」などの感想がありました。
当日は真冬の寒さでしたが、ウェスタ川越の大会議室(8コート)で繰り広げられた体験会は学生とスタッフの熱気でつつまれ楽しい時間を過ごしました。

事前の打合せ

本日の合同学習

 

 

 

 

 


学生も集まってきました

いよいよ、始まります

 


初めての投球!

投球も真剣になってきました

 

 

 


 

 


三吉 副会長も観戦

体験会も楽しく終わりました

 


9月24日(日)の練習はオアシス(総合福祉センター)でしたが、秋晴れでお彼岸のためか参加者は普段よりも少なく3チームで練習試合を行い、競技を楽しみながら試合運営のスキル向上を図りました。休憩時には11月に予定されている川越学園の授業「ボッチャに挑戦」への運営、支援内容について説明があり、他の学園でも支援の依頼があるようで、益々面白くなってきました。また、練習は10月、11月も計画されていますのでクラブ活動予定を更新しています。 今回は、ボッチャの基本的なルールについてお知らせします。
<基本ルール>
ボールは、白色のジャクボール1個、赤色ボール6個、青色ボール6個の計13個が1組となります。ボールの基準は重量が 275±12 g、 周長が270±8 mm。
競技するコートの基準は以下のとおりですが、競技者は①~⑥のエリア内からボールを投げます。①、③、⑤は赤ボールチーム。②、④、⑥は青ボールチーム。ゲームの最初にコイントスで赤又は青を選び、赤ボールチームが先攻となり、ジャック(jack)と呼ばれる的球(まとだま)を投げます。ジャックボールは、コートにV字型に引かれたジャックボールラインを越えなければなりません。続いて1巡目の投球はジャックボールを投げた側の先行、次に相手側の順でジャックボールに向けてボールを転がします。2巡目以降ボールが尽きるまでの投球は、ジャックボールに遠いボールを投げたサイドが、相手チームよりも近いボールを投げられるまで連続して投球を行う。
得点は、ジャックボールを中心にして、ジャックボールに一番近い色のボールをまず1点とします。そしてジャックボールと相手チームのジャックボールに一番近いボールを半径とした円の内側に入っているボールの数が得点になります。

7月になり暑い日が続いていますが、ボッチャクラブは川越の「教育センター(旧古谷東小学校)」又は「オアシス(総合福祉センター)」を利用して活動しています。7月23日はオアシスで障害者のボッチャ競技者を招いて練習しました。オアシスはボッチャ競技用のコートがある数少ない体育館でエアコンも整備されている施設です。クラブのメンバーはボッチャ競技を楽しむだけでなく、審判技術力の向上を図り「いきがい大学の授業で取り込まれた嵐山学園と川越学園の”ボッチャに挑戦”」をサポートする予定です。

私たちは、ボッチャ競技を障害者だけでなく幅広い方に知っていただけるような活動を進めています。今回は「ボッチャの誕生と概要」につていお知らせします。
<ボッチャとは?>
ボッチャ(Boccia)は、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツでパラリンピックの正式種目、全世界で40カ国以上に普及しています。また、ボッチャとはイタリア語でボールを意味します。
日本に取り入れられたのは養護学校の教員がヨーロッパでボッチャに出会い、授業に取り入れようと持ち帰ったとされています。1997年に日本ボッチャ協会が設立され全国に広まっていく事となりました。現在、日本の代表チームは「火ノ玉JAPAN」の愛称で呼ばれ、2016年のリオデジャネイロパラリンピックで混合団体で銀メダルを獲得しました。
<競技の概要>
ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのカラーボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。障害によりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプス)を使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加できます。 競技は男女の区別なくBC1~BC4のクラスに別れて行われ、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)があります。

次回は基本的なルールをお知らせする予定です。

毎月2~3回の活動を川越市の「教育センター」又は「オアシス」を使用して行っていますが、7月と8月の活動日程が決まりました。
当日程は「クラブ活動」の「ボッチャクラブ」へも反映されています。

平成29年7月8月の活動

日付 時間 場所 備考
7月11日(火) 13:15-16:45 教育センター  
7月16日(日) 13:00-17:00 オアシス  
7月23日(日) 13:00-17:00 オアシス  
7月26日(水) 9:15-11:45 教育センター  
8月22日(火) 9:15-11:45 教育センター  
8月30日(水) 9:15-11:45 教育センター  
       

平成29年のボッチャクラブ活動予定

日付 時間 場所 備考
5月23日(火) 13:15-16:45 教育センター  
5月31日(水) 13:15-16:45 教育センター  
6月18日(日) 9:00-12:00 オアシス  
6月21日(水) 13:15-16:45 教育センター  
6月27日(火) 13:15-16:45 教育センター  

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