カラオケクラブ、第5回ボランティア活動を実施(2月14日)

                        かわせみの会会長 石井 敏雄
 カラオケクラブでは、第5回目のボランテイア活動(慰問)を、2月14日(水)に「大宮・三橋そよ風」にて実施しました。この施設はさいたま市大宮区にあり、ここでの慰問はかわせみの会としては前回(12月20日)に続いて4回目です。ボランテイアの参加者は部員21名でした。参観者は入所者と職員の約30名余りでボランテイアの時間は13:50から約1時間でした。今回の慰問は県連協主催の芸能祭(平成30年3月7日/川越やまぶき会館)のリハーサルとしての位置付けです。なお、この日は埼玉新聞社記者の取材が入り、特に「地域デビュー楽しみ隊」に関わる「ボランティアの初体験者」がインタビューを受けました。
〇慰問プログラムと演技者(敬称略)
 司会 前島
 開会 あいさつ (石井)   13:50       [演技者]   
  ① 歌     山川 豊  「アメリカ橋」     [前島]     
  ② デユエット 都 はるみ 「ふたりの大阪」    [大木・佐野]   
  ③ よさこい踊り                  [市野]      
  ④ ものまね  殿様キングス「なみだの操」     [石井]  
  ⑤ ハーモニカ演奏と合唱(皆で歌おうコーナー)   [神田]   
    「浜千鳥」・「炭坑節」・「青い山脈」(合唱) 
  ⑥ ものまね  五木ひろし 「夜明けのブルース」  [石井]     
  ⑦ 歌舞伎の口上  「藤十郎の恋」         [大澤]   
  ⑧ 歌    福田こうへい 「北の出世船」     [有住]   
  <以下 芸能祭予行>
  ⑨ ものまね 寅さん    「男はつらいよ」     [石井]   
  ⑩ 合唱    「誰もいない海」            (全員)  
  ⑪ フラダンスと合唱    「瀬戸の花嫁」     [市野ほか]   
   ※エンデインング・・出演者全員前に整列・
  閉会の言葉(市野) 閉会    14:50 

⑬終了後記念写真

◇慰問経験者ICさん(女)の感想
 今回のボランティア慰問は、男性8名、女性13名、総勢21名で出掛けました。芸能祭に向けての練習を兼ねて、大勢なので余り緊張する様子も見られず、練習の成果を発揮出来たのではないかな?と思えました、一人では舞台に上がる事はないけど、皆と一緒に唄うから楽しいと言った人の言葉が心に残ります。

◇慰問を初めて体験したCMさん(男)の感想
 私は、今回は初めて慰問に参加した。若干不安であったが、大変静かな所で、入居している方が、落ち着いて良い雰囲気の所であった。さて我が「かわせみの会」の出し物であるが、石井さんの挨拶で始まり、「アメリカ橋」,我がリーダーの「なみだの操」他2曲、その間「よさこい踊り」,歌舞伎の口上と続いた。入居者は手でリズムをとつている方、ハ―モニカの演奏では皆さんご存知な歌なのか歌っている方、口ずさんいる方が多く見られた。最後は、我々全員が芸能祭の練習を兼ね「誰もいない海」他1曲歌い、慰問は終わった。今回の訪問が入居者にとり良い一日であったことを祈りホームを後にした。良い経験であった。

◇慰問を初めて体験したSYさん(女)の感想
 かわせみカラオケクラブのボランティア参加、初めて体験させていただきました。カラオケクラブとはいえ 踊り、 歌舞伎の口上、 寅さんのものまね、 ハーモニカ演奏等、個性豊かな人材と演技力に驚きました。利用者の皆さんもハーモニカに合わせて大きな声で歌っており 楽しんでいる様子でした。私も一員となって参加させていただき楽しい時を過ごさせていただきました。これも一重に会長さんのおかげと感謝しております。

◇慰問を初めて体験したOKさん(男)の感想
 私は慰問が初めての経験でしたので、不安はありました。カラオケルームでは歌っても、大勢の人の前で歌う経験はありませんでした。でも慰問参加者21名の仲間の後押しで不安は断ち切ることができました。歌いだすと‘そよ風’の皆さんは笑顔で、手拍子までしていただき、喜んでいただけたかなと思っております。その笑顔を見ながら歌ったこちらが元気をもらいました。今回は芸能祭の予行演習も出来まして良い慰問だったと思います。帰りは‘そよ風’の皆さん元気で頑張って下さいという気持ちで‘そよ風’をあとにしました。

◇慰問経験者STさん(女)の感想
 いつもありがとうございます!やっぱり大勢だと変化に富んで、各々個性も出てより場がにぎやかになりとてもよかったと思います。他の人たちにも刺激になり、今度自分も?と思えればもっと参加する事が楽しくなると思います。今回私は2回目の経験でしたが、自分の都合でデユエットの相手方と1回も練習できないまま本番になり、最初息が合わず反省しています。回を重ねるごとに会員同士もより仲良くなり面白くなっていきますように。

◇慰問を初めて体験したSSさん(女)の感想
 先日は施設慰問に参加して、いくつになっても喜んでもらえることが出来ると言うことは素晴らしいことだと思いました。さて発表は一部を除いて、おしとやか過ぎてもう少し笑顔やリズム感があっても良かったと思います。あと待ち時間で空いている人は手拍子や知っている踊りなど加えたら更に盛り上がったかも知れません。

◇慰問を初めて体験したOKさん(男)の感想
 最初の印象は建物も比較的きれいで、みなさんも明るく元気そう。一方では、簡単に外に出られないようになっているのにビックリ。音出しやビデオを担当しつつ、自分の出番を待つ。いよいよ出番、余興用の裃を付けて、「東西東西」で始まる歌舞伎の口上を行い、「藤十郎の恋」を予算の関係で、鬘も衣装も無い中、男女二役を演じた。お客さんの反応もありホッとする。皆でのコーラスは3月本番のリハーサル的位置づけ、いきなり本番よりは、場慣れできて良かった。カラオケに加えて、時には発表の場があるほうが、クラブとして一つになれる気がする。本番でも皆で元気に楽しめたらと思う。

◇慰問を初めて体験したMKさん(男)の感想
 私自身も、歌のデビューは初めてでしたので、緊張感と同時に、楽しみながら出来ました。こういう機会いただき、感謝しております。また、石井さんのお陰で、私も地域デビュー 楽しみ隊としての、新たに、社会貢献としての地域デビューした人の応援が出来たことは、まことに、喜ばしい限りです。

◇慰問経験者ATさん(男)の感想
 入所者のうち最前列で歌を聴いていた男性一人が足で正確にリズムをとっていた。演技者が「五木ひろしのものまね」をしている時、他の出演者男女一組がダンスのパフォーマンスを始めたところ、さっきの入所男性が「自分に踊らせてほしい」と言いパトナー交代で踊りだすという場面があった。会場は拍手で盛り上がり、和やかな雰囲気の場面を体験できた慰問活動であった。

◇慰問を初めて体験したSKさん(女)の感想
 今回のそよかぜ訪問は、私にとっては慰問というより得ることの方が多い 貴重な体験の場となりました。芸達者な面々に圧倒されるとともに、受け入れ側どの一体感もかもしだされて、回を重ねた訪問が効を奏している様子が伺えました。

[おわりに]
 かわせみの会では、「県連協の芸能祭出場決定」以後、クラブの練習も常に「芸能祭」を意識して懸命に練習してきました。芸能祭ではリハーサルがなくぶっつけ本番の発表となります。そのため、今回のそよ風慰問は普段の慰問以上の意味がありました。23名の部員のうち病気等の2名を除きほぼ全員が参加したという事実が、今回のボランテイアのすごさを物語っています。また、今回前島さんの計らいで新聞社の方が取材に来てくれました。
今回のボランテイアで初デビューされた方が14名います。この方たちがボランテイアの楽しさに目覚めてリピーターになってくれることを期待しています。おわりにこの慰問を以前から受け入れて下さっている「三橋ケアセンターそよ風」の職員の皆さんに感謝の意を表します。

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