校友会イベントの今年度第1弾として「入間散策&講習会」が、6月24日(金)に19名の参加で催行されました。今回のイベントは、入間市在住の足立弘さんに企画とご手配をお願いし、当日の案内もして頂きました。
朝10:00に西武線入間市駅に集合し、市街に点在する史跡を巡りました。
- 旧石川組製糸の西洋館前で足立さんの説明
- 鎌倉時代創建の蓮花院
- 大正ロマンの香りを残す武蔵豊岡教会
- 澁澤栄一が創設に関与した旧黒須銀行。 現在の、りそな銀行に繋がる。
- 黒須銀行設立の中心となった繁田本家の長屋門
- 街中には流石にお茶屋さんが多い。
入間駅に戻り、バスで入間市博物館へ向い、博物館入口前にある市民広場の木陰にあるテーブルやベンチで三々五々、昼食(お弁当)を摂りました。
午後は博物館学芸員の平田光洋さんから「狭山茶の歴史」についての講義をして頂きました。お茶は平安時代に遣唐使によってはじめて伝わったことや、狭山丘陵一帯が日本有数のお茶の生産地となって行った推移等を学びました。
- 堂々とした風貌の入間市博物館
- 平田先生の講習風景
講習の後は、引き続き平田さんに館内展示を案内して頂き、丁寧な説明を受けました。
- 150万年前のアケボノ像の足跡化石
- 同じ入間川流域の狭山市では、ほぼ全身の骨格が出土している。
- 入間川流域には縄文時代に多くの集落があった。
- 奈良時代には瓦も焼かれていた。
- 旧黒須銀行の扁額、渋沢栄一の書
- 真剣に聞き入ってます。
15:00を過ぎイベントとしては終了し、バスで入間市駅へ向い帰路へ、希望者のみ茶畑見学へ出発しました。暑い日差しの中30分強歩きましたが、見渡す限り広がる緑の茶畑に感動です。
その後JR金子駅へ向かう組と、入間市経由で戻る組に分かれ帰途に着きました。天候に恵まれ、盛り沢山の内容で楽しい一日を過ごすことが出来ました。足立さんご夫妻、本当にありがとうございました。
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