カラオケクラブでは、初めてのボランテイア活動(慰問)を、5月24日(水)に「秩父・杏子(あんず)苑」にて実施しました。
この施設は秩父市寺尾にある高齢者介護施設で、今回の訪問は入所者の誕生会のイベントとして招かれました。ボランテイアの参加者は部員3名とその他友人1名の計4名でした。参観者は入所者と職員の計約60名ほどでした。今回はクラブとしての初慰問なので、普段の練習の成果をお見せすることを目標にし、入所者の方に喜んで頂けるよう多彩なプログラムを準備してボランテイア活動に臨みました。
〇 [出演者] 市野、神田、山川、石井の4名
〇 プログラム
開始 13:15
①ものまね 「高校三年生」舟木和夫 [石井]
②カラオケ 「瞼の母」 [山川]
③デユエット 「昭和枯れすすき」 [石井・山川]
④フラダンス 「なだそうそう」 [市野]
⑤ものまね 「酒ひとり」五木ひろし [石井]
⑥デユエット 「ふたりの大阪」 [石井・市野]
⑦ハーモニカ演奏(合唱) [神田]
瀬戸の花嫁・春を歌う(演奏)・故郷(ふるさと)(皆で合唱)
⑧ものまね 「さそり座の女」美川憲一 [石井]
⑨フラダンス 「はなみずき」 [市野]
⑩カラオケ 「だんな様」 [山川]
⑪ものまね 「男はつらいよ」渥美清 [石井]
⑫踊り 「百歳音頭」 [全員]
閉会 14:20
- 高校三年生
- フラダンス
- ハーモニカ
- さそり座の女
- だんな様
- 寅さん
私たちは今日までそれぞれで慰問等のボランテイア活動を行ってきましたが、カラオケクラブ(かわせみの会)は川越学園専攻課程校友会として4月に発足したばかりです。クラブ設立の動機の一つとして「ボランテイア活動の実施」がありましたが、クラブが発足して間もなく介護施設より要請が来ました。急なため今回のメンバーは部長の方からお願いして組織したものです。それ故事前練習の機会も取れずにぶっつけ本番で臨みました。参加者の皆さんさすがにボランテイアの経験者だけあって、落ち着いて演技をされていました。慰問の場合に参観者の皆さんに喜んでもらえるには、インパクトが不可欠です。芸の中味はもちろんですが、衣装の華やかさや奇抜さが聴き手の方を感動させるのです。フラダンスやさそり座の女などが良い例です。今回も派手な衣装に「おおっ」と驚きの声が上がりました。フラダンスは、腕や手のしぐさの一つ一つに「意味がある」のだそうでしなやかさとあでやかさに圧倒されました。寅さんは国民的なスターですので、高齢者の方々もその姿や「男はつらいよ」のメロデイに引き込まれてしまいます。
今回の演技の中に高齢者参加型のものが、ハーモニカ演奏と最後の踊り「百歳音頭」です。ハーモニカ演奏はマイクの調子が良くなくて、音が聞き取りにくかったですが頑張って聴き手を魅了してくれました。全員で歌った「故郷(ふるさと)」には哀愁がこもっていて、声を出して歌って頂けたと思います。「百歳音頭」は一昨年夏に発売された曲で、「歳を忘れて踊ろうじゃないか 踊れば体も若返る」とか「人生五十は昔の話 百まで丈夫も夢じゃない」など、歌詞の内容と踊りが素晴らしくトリにふさわしい曲で盛り上がりました。
初めての慰問でしたが、施設の皆さんに喜んで頂けてとても満足できる出来であったと思います。今後は川越近辺でボランテイアを企画して部員の皆さんの参加を募りたいと考えています。